2023年、2024年と来日しその魅力的なステージで日本のファンにも愛される米・カリフォルニア発のブレインストーリー(BRAINSTORY)が、11月13日(金)に新作EP『SHOEBOX DAYS』をリリースします。
本EPは、現在はもう存在しないロングビーチのスタジオ――その名も「Shoebox」で過ごした時間と制作された音楽へのオマージュ。名前が示す通り、そのスペースは小さく、機材がぎっしりと詰め込まれており、チャーミングではあったものの、制約だらけだったスタジオ。しかし、偉大なアートは困難な状況から生まれることも多く、この7曲入りの新EPは、その証左でもあります。
1曲目「The Watchers」は、耳から離れないホーンのメロディで幕開け。クランチーなドラムとGファンクのベース・トーンがグルーヴを生み、贅沢なオーケストレーションがゆったりと織り込まれ、メロウな雰囲気を演出します。EPの中でわずか2曲しかないヴォーカル・トラックの一つ「Blend」は、サイケ・ロック・バラードとBサイド・ソウルの境界線を歩む、カリフォルニアの陽光を浴びたラヴ・ソング。「Twin Kitchen」はドラマーのEric Hagstromによるインザポケットなドラミングがチューンを引っ張り、リラックスした気分に。「Home Alone」は、シンガーのKevin Martinが一人でいる時間への共感を誘うトリビュート。「Lone Traveler」ではメンバーたちのジャズのバックグラウンドが前面に出て、タイトなグルーヴでスタートし、トラックが進むにつれて自由に解き放たれていきます。カリフォルニアの奇妙な名所にちなんで名づけられた「Gravity Hill」でEPの終幕が始まり、ブレインストーリーがその深みへと誘い、「Necessary Loss」でこの美しい旅を締めくくります。
現在公開中のリード・シングル「Blend」は、Kevinが現代における一目惚れと、自然と芽生えるロマンスについて詩的に歌い上げたもの。ブレインストーリーならではのドラムとベースラインがチューンを支え、ヴォーカル・アレンジが高まり、また落ちる――このメンバーたちにしかできないかたちで、すべてが一つにまとまった作品となっています。
photo by Carlos Garcia