ショーン・レノンとプライマスのレス・クレイプールによるプロジェクト、クレイプール・レノン・デリリウム（The Claypool Lennon Delirium）が2016年の『ザ・モノリス・オブ・フォボス』以来3年ぶりとなる2ndアルバム『サウス・オブ・リアリティ』（SICX-121 2,400円 + 税）を2月22日（金）にリリースします。日本盤にはボーナス・トラックとしてピンク・フロイド、キング・クリムゾン、ザ・フー、そして70年代に活躍した日本のロック・バンド、フラワー・トラベリン・バンドのカヴァーを収録。「ブラッド・アンド・ロケッツ」とフラワー・トラベリン・バンドのカヴァー「Satori」が公開中です。

　1stシングルの「ブラッド・アンド・ロケッツ」はメランコリックで憂いのあるメロディとレス・クレイプールの超絶ベースが印象的な、中期から後期のビートルズを彷彿とさせるような一曲。有名なロケット科学者であり、アレイスター・クロウリーのカルト教団「東方聖堂騎士団」とも深い関わりがあったジャック・パーソンズ（錬金術の実験中に大爆発事故で1952年に死去）をテーマにしています。

　日本盤ボーナス・トラックの4曲は、もともと2017年に『Lime And Limpid Green』のタイトルで発売された10インチ・アナログEPに収録されていたもので、日本初CD化。公開されている「Satori」のミュージック・ビデオは、Corneliusなどの映像を手がける気鋭の日本人映像作家、辻川幸一郎が製作しています。