クリスタル・ヴァイパー（CRYSTAL VIPER）が、充実した出来となった前作『テイルズ・オブ・ファイア・アンド・アイス』からわずか1年足らずでニュー・アルバム『ザ・カルト』を2月17日（水）にリリース。

　コロナ禍の最中、バンドの看板、マルタ・ガブリエル（vo）のクリエイティヴィティの充実度は最高潮に達していると言えます。2007年のデビュー以来、8枚目となるこのニュー・アルバム『ザ・カルト』は前作のパワー・メタル寄りのサウンドから、マルタ達が影響を受けてきたNWOBHMサウンドへとシフトされたアルバムとなり、さらにスピーディかつキャッチー、そしてドラマティックなサウンドを展開。今作はフランスのListenable Recordsに移籍しての最初のアルバムであり、新たにメンバーに加わったドラマーのセドリック・k・フォースベリをフィーチャーした最初のアルバム。壮大な展開と豊かなメロディ、ツイン・ギターの研ぎ澄まされたリフとハーモニー、そしてテクニカルな展開も満載、そしていわずもがな、マルタによるヴォーカルと表現力は他の追従を許さない圧倒的存在感を放ちます。

　今回、日本盤のみボーナストラックとして、海外のLPとCDにそれぞれボーナスとして入る、SATANとKING DIAMONDのカヴァーに加え、アルバムのインストゥルメンタル・ヴァージョンのディスク2を加えた2枚組仕様となっています。