ニュース

DEPAPEPE、最後のワンマン〈DEPAPEPE〉が超満員でフィナーレ 「全員がDEPAPEPEの一員」

DEPAPEPE   2026/10/08 12:07掲載
DEPAPEPE、最後のワンマン〈DEPAPEPE〉が超満員でフィナーレ 「全員がDEPAPEPEの一員」
 DEPAPEPEが、10月2日(金)、10月7日(水)に、東京・恵比寿ガーデンホール、大阪・BIGCATにて、初めて自身のユニット名を掲げたワンマン・ライヴ〈DEPAPEPE〉を開催しました。

 DEPAPEPEは、今年6月に「2026年10月をもってDEPAPEPEとしての活動を休止する」ことを発表。活動休止前の最後のワンマン公演とあって、両会場とも多数のファンが集結する中、ステージでは、ライヴではあまりやってこなかったレア曲「Harvest」からヒット曲「START」、ライヴでファンとともに育ててきた定番曲「ONE」までを披露。ファンからメンバーへのサプライズなども含め、「全員がDEPAPEPE」というテーマのもと、会場全体でDEPAPEPEとして最後となる演奏を見届けたライヴの模様を伝えるレポートが到着しています。

[ライヴ・レポート]
 DEPAPEPEが10月2日(金)、10月7日(水)に、東京・恵比寿ガーデンホール、大阪・BIGCATにて、結成から24年目にして初めて自身のユニット名を掲げたワンマンライブ『DEPAPEPE』を開催した。

 徳岡慶也と三浦拓也による神戸発のアコースティックギターデュオ・DEPAPEPEは2002年11月に結成され、2005年5月にメジャーデビュー。“インストミュージックをポピュラーに!”をテーマにTVアニメや映画、CMなどのテーマ曲を手がけ、国内外の音楽フェスやイベントに多数参加するなど、ジャンルと国境を自由自在に横断した活躍をみせた。そして、メジャーデビュー20周年を迎えた昨年の8月には東京・日比谷野外音楽堂でワンマンライブを行い、10月にはベストアルバム『Buddy』をリリースしたが、今年6月に「2026年10月をもってDEPAPEPEとしての活動を休止する」ことを発表。9月に開催されたファンクラブツアーと、東京と大阪で開催される「DEPAPEPE ONEMAN LIVE“DEPAPEPE”」が活動休止前の最後のワンマンライブとなり、両会場とも多数のファンが集結し、DEPAPEPEとして最後となる演奏を見届けた。

 開演時間になると、彼らのルーツにして、リスペクトする先輩である〈J&B〉の楽曲が流れる中で、バンドメンバーと一緒にDEPAPEPEの二人もステージに姿を見せた。バンドメンバーがそれぞれの位置についた後、ワンテンポ遅れて二人が登場してもいいものだが、“いつも通り”がDEPAPEPEらしい。大きな拍手と歓声に迎えられた二人は流れ星に願いを込めた「星の数だけ願いは届く」でゆったりとライブをスタートさせると、「UNION」ではバードホイッスルやシェイカー、コンガなど、多数のパーカッションともにカラフな彩りに満ちたバンドサウンドが広がっていった。

 最初のMCでは三浦の「はい、どーも!」という挨拶に続いて、徳岡も加わって、「DEPAPEPEでーす!」と二人で声を合わせ、朗らかに挨拶。そして、本公演がソールドアウトしたことを報告し、「活動休止はしますが、それぞれが音楽を続けていきます。DEPAPEPEが作ってきた音楽も、皆さんがこれからも聴き続けてくださることで続いていきます」と語った後、「最初は二人でやってたDEPAPEPEにたくさんの人たちが関わってくれるようになりました。DEPAPEPEは僕たち二人だけで出来たものではありません。バンドメンバー、スタッフ、何より聴いてくださる皆さんがいないと続けてこれませんでした。なので、今日は全員がDEPAPEPEの一員だという自覚を持って、全員で楽しむ夜に致します!」と宣言。三浦の「結成してから欠かさずやってきた曲です。徳岡さん、小粋なビートでよろしく!」という言葉に導かれた「FLOW」では手拍子が沸き起こり、観客の熱気も上昇。さらに、さんばホイッスルが鳴り響く「SUMMER PARADE」ではシンガロングが発生。場内が心地の良いい一体感に包まれると、「KATANA」では一転して切れ味の鋭いフレーズを繰り出し、三浦はステージの中央で仰け反りながらアコギを垂直に立てて弾く、激情的なソロも披露して会場を大いに盛り上げた。

 「みんなで作ったDEPAPEPEをみんなで楽しみたい」という言葉に続き、「みんなに感謝を届けるライブにしたい」という2つ目のライブのテーマを伝えたあとは、DEPAPEPEの二人のアコギだけで「いい日だったね」をプレイ。“今日、来てくださった方が、ライブが終わったあと、こんな気持ちになってくれたらいいな”という願いを一音一音に込めて丁寧に描くと、再びバンドメンバーが加わり、ウィンターソング「シュプール」から、光によって生まれる影の部分にスポットを当てた「GUILTY」とDEPAPEPEの奥深く美しいギターの音色にグッと引き込まれる時間が続いた。さらに、ライブではあまりやってこなかったレア曲で牧歌的で楽しいムードを引き連れてくる「Harvest」、2011年リリースの5thアルバム『ONE』の収録曲で、なんと初披露となるロックナンバー「Hello」、“小さな愛”という花言葉をモチーフにした6/8拍子の「スミレ」と、四季と多様性を感じるサウンドと心地よいグルーブで会場全体をDEPAPEPEの色で染め上げた。

 ラストスパート前にしたMCでは、グッズに〈LET’S GO, NEXT STAGE!〉と書かれていることに触れ、徳岡は「新しい自分たちを見つけることが次につながるなと思ってます。だから、前向きですし、あまり悲しい気持ちはなくて。中学2年生の時にXのhideに憧れてギターを始めた時と同じくらいの感じです。また0から、いろんなことにチャレンジできるんじゃないかと楽しみに思ってます」と未来に向けた思いを伝えた。三浦は「音楽はやめないので、また皆さんとお会いする機会もたくさんありますからね。今後もよろしくお願いします」と続けると、会場は温かい拍手で包まれた。

 そして、これまで座って演奏していた徳岡も立ち上がると、大ヒットナンバー「START」では二人で向き合ってアコギを勢いかき鳴らすと、観客は高く掲げた手を左右に振って楽曲を共有。シームレスで繋いだ「S.E.L」では観客のクラップをビートに演奏すると、グルーヴィーなロックンロールナンバー「T.M.G」では〈うん、DEPAPEPE〉というコール&レスポンスで盛り上がり、「全員がDEPAPEPE」というテーマを実現。そして、16ビートながらも灼熱のラテンを想起させる「ラハイナ」から、ライブを通してファンと育ててきた定番曲「ONE」でも〈ラララ〉のシンガロングが起こり、心地よい一体感に包まれる中で、三浦と徳岡が珍しく背中合わせでギターを弾いてライブ本編は締めくくられた。

 アンコールでは海外のフェスやイベントに呼ばれた時に演奏してきたというフランク・シナトラの名曲「My Way」のカバーを披露。DEPAPEPEはインストデュオだが、〈終わりが近づく今/色々な場所を旅してきた/私は私のやり方でやるべきことをやってきた〉という歌詞に共感する部分もあったのだろう。そして、三浦が「最後に一言だけ言わせてください。大好きです!」と声をあげ、「いったん活動は休止しますが、音楽はずっと残りますし、みんなが聴いてくれる限りDEPAPEPEの音楽は消えません。これからもDEPAPEPEを育てていきましょう」という言葉から、最後は二人だけで「きっとまたいつか」へ。これまで応援してくれたファンへの感謝といつかの再会の願いを込めて演奏し、DEPAPEPEのワンマンライブは一旦のフィナーレを迎えた。

 そして、記念撮影をするために二人が客席に背を向け、ステージ後方を向いたタイミングで、観客がメンバーへのサプライズを実施。東京公演では「いい日だったね。きっとまたいつか!」というスローガンが描かれたボードを掲げると、三浦は「なんかみんな、僕の話を聞かずにゴソゴソし出しておかしいと思った!」と驚いた表情を見せた。なお、二人の新たな門出を祝うべく、熱い声援が送られた大阪公演では「24年間ありがとう!DEPAPEPEは人生の宝物!」というスローガンが掲げられ、24年間に及んだDEPAPEPEとしての活動休止前の最後のライブに幕を下ろした。


拡大表示


拡大表示


拡大表示


拡大表示


拡大表示


拡大表示


拡大表示


■DEPAPEPE official site
rainbow-e.co.jp/depapepe
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。