辻一郎のソロ・ユニット“
Dissecting Table”が、『Terminal Condition』を6月21日(月)にリリース。
辻一郎は1966年生まれ。東京で1986年から“Dissecting Table”という名義でノイズ・インダストリアル・ミュージックの制作を開始して、1998年に故郷の広島に戻り音楽活動を展開。主に自主レーベル「UPD organization」とヨーロッパとアメリカのレーベルよりレコードやCD作品を発表してきました。初期、中期の作品は、シンセサイザー、サンプラーをシーケンサーで制御することで作品を制作していましたが、2012年頃から、コンピュータでUSB接続デバイスから出力されるPWM信号を制御して音楽制作を行なうようになり、現在は、独自のシンセサイザーシステムを開発しながら作品を制作しています。
このアルバムでは、曲をハードな音作りにするため、新たにフィルタを開発しました。フィルタは、加算器、乗算器、発振回路で構成されています。曲作りは従来と同様ですが、このフィルタを用いることにより、PWM信号が歪んで中低音が強調された音作りになっています。15枚限定リリース。