ニルヴァーナの『ネヴァーマインド』などを手がけたことで知られるプロデューサーのブッチ・ヴィグと、紅一点のヴォーカリスト、シャーリー・マンソンを中心に活動するバンド、ガービッジ（GARBAGE）が4年ぶり通算6枚目のアルバム『ストレンジ・リトル・バーズ』を6月10日に発表します。前作『ノット・ユア・カインド・オブ・ピープル』に続き、彼らが主宰するレーベル「STUNVOLUME」からのリリースとなるニュー・アルバムは、ブッチ・ヴィグのスタジオとLAのRed Razor Soundsにて、セルフ・プロデュースで制作しました。

　アルバム収録曲のテーマとなったのは、最近彼らが受け取ったファン・レターや、幼少期に聴いていた音楽など。シャーリーは新作について「唯一念頭に置いたのはフレッシュであることと、自分の本能に従うこと。詩的にも音的にもね。あと、これまでのガービッジのどの作品よりも控えめよ」「私にとって、不思議なことに今作は最もファーストに近い作品と言えるの。あの頃の真新しい感覚っていうのか。応えるべき要求がないっていうことが理由の一つかもしれない」と語っています。

　ガービッジは400万枚のセールスを記録した1995年のデビュー・アルバム『ガービッジ』の20周年記念盤を昨年10月にリリース。新作発表後は、ヨーロッパ各国の夏フェスへの出演が決まっています。