名匠クルト・マズアも注目するピアニスト / コンポーザーにして、クラシカルに留まらずジャズからワールドまで幅広いフィールドでの活動を展開するアーティスト、Henning Schmiedt。一昨年オリジナル・アルバム『Spazieren』をリリース、翌年には2度目となるジャパン・ツアーを敢行した彼が、“雪”をテーマに制作された新作アルバム、その名も『Schnee』（FLAU-32 税込2,100円）をリリース。2月6日（水）より販売がスタートしています。

　全11都市11公演を開催、各地でソールド・アウトを記録した昨年のジャパン・ツアー。本作は、同ツアー中にミックスを行ない、数量限定にて販売されたEP『Schnee』を拡張する形で制作されたもの。ツアーの折、仙台、盛岡、弘前と初めて東北地方を訪れたHenning Schmiedtは、現地で見た雪の存在感に、幼い頃自身が過ごした独エルツ山地の雪深さを重ね合わせたとのこと。エレクトロニクスを大胆に駆使した繊細なサウンドメイキングで雪のコールドな印象を伝えつつ、ジャズ・フレイヴァの滲む軽やかなタッチでその高揚感をも表現しています。一面の雪景色が広がる新作、ぜひご堪能ください。