“楽壇の帝王”と呼ばれた指揮者
ヘルベルト・フォン・カラヤン(Herbert von Karajan)が生誕110年を迎えることを記念し、誕生日当日の4月5日(木)に東京・銀座山野楽器本店でタレントの
ふかわりょうをゲストに迎えたトーク・イベントが開催されます。また同店では、世界初公開写真を含むパネル展〈ヘルベルト・フォン・カラヤン パネル展〉が、4月5日を含む4日間に亘り特別開催されます。
ふかわりょうは幼い頃からピアノを習っており、その腕前をたびたびテレビ番組などで披露しているほか、2012年からはNHK-FM「きらクラ!」でチェリストの遠藤真理とともにパーソナリティを務めるなど、クラシックに造詣の深いタレントのひとりとして知られています。ふかわりょうは、カラヤンが多くの名録音を残した世界最古のクラシック・レーベル、ドイツ・グラモフォンが今年で創立120周年を迎えることについて、「
ベートーヴェンの情熱、
ショパンの煌めき、
ドビュッシーの色彩。中学生の私に出会わせてくれました。私を、ヨーロッパの街へと誘ってくれました。あの頃吸収した音は、いまも身体の中を流れています。これからも、色褪せない音を世界中の人々の心に届けてください」とコメントを寄せています。
また、幼少期からヴァイオリンを学び、近年ではクラシック音楽をセレクトしたコンピレーション・アルバムも発表しているロック・ギタリスト
SUGIZOからもコメントが到着。「子供の頃からグラモフォンで育ちました。今もとてもとてもお世話になっています。感謝してもしきれないほど感謝しています。カラヤンのベートーヴェン交響曲全集は僕の(世界の)永遠のスタンダードですし、
バルトークや
ラヴェル、
シェーンベルクは常にグラモフォン盤がフェイバリットでした。近年は
ヨハン・ヨハンソン、
マックス・リヒターを愛聴しています。120周年本当におめでとうございます。これからも燦々と君臨する頂点のレーベルであってください」と祝福しています。