シンガー・ソングライター、古内東子の楽曲提供による新曲「ただそばにいてくれて」が各所で好評を博している石原詢子。演歌歌手という従来のフィールドから大きなトライアルとなった今作、その清々しいサウンド、石原の透明感のある歌は“ポップス”と呼ぶのに相応しい仕上がり。大切な存在への「ありがとう」という気持ちを歌い、苦しい時間を強いられている人々の心に優しく寄り添った歌詞となっており、その普遍的なメッセージはジャンルの枠を超え、従来のファンのみならず多くの音楽ファンから共感の声が寄せられています。

　「ただそばにいてくれて」のもう一つの大きな話題が、YouTubeにアップされる映像。4月21日にイメージ＆リリック・ビデオ、シングル発売日であった5月19日にはミュージック・ビデオ（ショート・ヴァージョン）が公開されました。コロナ禍による活動の制限で、従来のような形で歌が届けることが至難な状況の下、その歌詞世界を表現した映像が感動を呼びつつ、一つの楽曲が、数編の作品として多角的に映像化されるというアプローチにも注目が集まっています。

　それらの映像には、家族、夫婦、友人が登場しますが、それぞれにスポットをあてたスピンオフ・ビデオが制作され、続々と公開中です。その第1弾「生まれてくれてありがとう編」は5月26日に公開され、出演者の温かいエピソードに続々と反響が届いています。そして、6月2日（水）に第2弾となるスピンオフ・ビデオが公開されました。

　第2弾の今作に登場するのは、小田原で農業を営む高橋夫妻。単身、農家へと転職し小田原にやってきた高橋陽介さん。最愛の父との別れ、そして新しい大切な人との人生が始まった「独身農家に訪れた春」。

　このスピンオフ・ビデオは全4編の公開を予定しており、今後順次公開される予定です。それぞれのエピソードで伝わる“そばにいてくれて、ありがとう”の気持ち。素敵な映像をぜひご覧ください。