2016年4月からリニューアルしたテレビ朝日系報道番組「報道ステーション」のテーマ曲を手掛けるために結成されたスペシャル・バンド、“J-Squad（Jスクワッド）”が、デビュー・アルバム『J-Squad』（UCCJ-2139 3,000円 + 税）を11月16日（水）にリリース。

　J-Squadは、20〜30代の若手ながら現在ニューヨークのジャズ・シーン最前線で活躍しているミュージシャンで構成。USブルーノート・レーベル初の日本人アーティストとしてメジャー・デビューを飾り、今年9月にはコンコード移籍作『ジグザガー』をリリースした黒田卓也（tp）、現在ホセ・ジェイムズのバンドのレギュラー・メンバーであり、若手ジャズ・ピアニストの登竜門である〈ジャクソンヴィル・ジャズ・ピアノ・コンペティション〉で見事優勝した大林武司（pf, key）、大林とともに日米混合バンド、ニュー・センチュリー・ジャズ・クインテットの中核を成す中村恭士（b）、スナーキー・パピーやバンダ・マグダのメンバーとしても活躍する小川慶太（dr, per）、そしてバークリー音楽大学在学中に3度にわたり優秀賞を受賞した気鋭の馬場智章（ts）というメンバー。かねてから互いの才能を認め合いながらも、彼らが一堂に会するのは今回が初めてとなります。

　全員が持ち寄った多くのオリジナル曲から厳選してレコーディングされた本作は、各自の多彩な個性が生かされつつも、バンドとしてのまとまりも抜群で、第一線で活躍する彼らの魅力が十分に発揮された内容となったようです。なお、彼らを世に知らしめた「報道ステーション」テーマ曲の「Starting Five」は、番組で使用されているヴァージョンと、アルバム用のロング・ヴァージョンの2つを収録しています。