米ミシガン州生まれのシンガー・ソングライター、ジョン・グラント（John Grant）が、ニュー・アルバム『ラヴ・イズ・マジック』（HSE-4712 2,100円 + 税）を10月19日（金）にリリース。また、BBCフィルハーモニック・オーケストラを迎え2014年10月にマンチェスターで行なわれた公演を収録し、海外では同年12月にリリースされた2枚組ライヴ・アルバム『ジョン・グラント・ウィズ・ザ・BBCフィルハーモニック・オーケストラ: ライヴ・イン・コンサート』（HSE-4748〜9 2,800円 + 税）の国内盤が9月28日（金）に発売されます。『ラヴ・イズ・マジック』から、「He's Got His Mother's Hips」と「Touch & Go」の2曲が新たに公開されています。

　今年のはじめにエレクトロニック・トリオ、ラングラーとともにミスター・ダイナマイト名義でアルバムを発表したジョンは、ラングラーのメンバーでありアナログ・シンセサイザーのエキスパートであるベンジと、デビュー作の頃より親交のある米テキサスのベーシストのポール・アレキサンダーとともに新作を制作。ジョンは、「ポールは大学でジャズを中心とした音楽倫理を専攻していたこともあり、僕は彼が美しいハーモニーを描いてくれることを確信していました。それでバック・ヴォーカルとして自由に表現してもらいました。彼は興味深いアングルを思いつき、今までに聞いたことのないような魅力的なベースラインも演奏しています」と語っています。

　一方、オーケストラとのライヴ盤『ジョン・グラント・ウィズ・ザ・BBCフィルハーモニック・オーケストラ：ライヴ・イン・コンサート』には、フィギュアスケートの高橋大輔選手が2018〜2019シーズンのフリースケーティングで使用している「Pale Green Ghosts」を収録するほか、日本盤ボーナス・トラックとして2014年にロイヤル・ノーザン・シンフォニアとともに行なったツアーから4曲を追加収録しています。