2021年1月11日（月）まで、東京・ソニーミュージック六本木ミュージアムで開催しているジョン・レノンとオノ・ヨーコの大規模な展覧会〈DOUBLE FANTASY - John & Yoko〉の東京展を、ピース又吉直樹とアーティストのスプツニ子！が体験。ジョンとヨーコの魅力を語る動画「ナイトミュージアム」が11月12日（木）に公開されました。ナビゲーターをジョン・カビラが務めています。

　番組は、2人のジョン＆ヨーコへの想いとリスペクトを語る場面からスタート。ピース又吉からは、ジョン＆ヨーコからインスパイアを受けた“想像してごらん”のネタでTVデビューを果たし、実は、最初に人前で漫才をした時のコンビ名がビートルズのデビュー曲「Love Me Do」だったというほど大ファンだというエピソードが、また、スプツニ子！からは、イギリス人の母がリアル・ビートルズ世代で小さな頃からビートルズが身近にあり、ジョンとヨーコが理想のカップルだったというエピソードが語られました。

　続くコーナーで、オノ・ヨーコのコンセプチュアル・アートの詩集『グレープフルーツ』を10代の頃に読んで衝撃を受けたという2人は、ともにジョンとヨーコが運命的に出会った1966年のヨーコの個展に展示されていた作品「天井の絵」（脚立を登り、天井から吊るされたキャンバスにある絵を観る作品。一緒に吊るされた虫眼鏡をのぞくと小さな“YES“が見える）の実物に大興奮！

　スプツニ子！は「あの虫眼鏡を覗いてYESって見た瞬間にジョンの中で何かが変わったっていうのを色んなところで読んでいたから、あの瞬間を私だったらどう感じるんだろうか、とずっと思っていました」、ピース又吉は「脚立ってやっぱり上りたいんです。で、虫眼鏡はやっぱり使いたいんです。この2つのやりたいことを経て、YESっていう言葉と再会できる。その辺に転がっているYESとあのYESは全然強度が違うんですよね。改めて実物を観て思いました」とそれぞれコメント。

　最後、オノ・ヨーコの参加型アート「ウィッシュ・ツリー」（訪れた人が短冊に願い事を書いて木に吊るす作品）に参加したピース又吉が「ピースっていうコンビ名にしてよかったな、ってもしかしたら初めて思ったかも知れないです。なんか合うな、と思いました」とポツリと話す場面も！

　番組ではこの他にも、スプツニ子！がハウスハズバンド時代のジョンを語ったり、ピース又吉が、米ニューヨークに移住したジョンとヨーコに、ピースの相方・綾部裕二を重ねて語ったりと、さまざまなエピソードが満載です。