ロサンゼルス出身のシンガー・ソングライター、ジュリア・ホルター（Julia Holter）がニュー・アルバム『エイヴィアリー』を10月26日（金）にリリース。アルバム・タイトルは、レバノンで詩人、小説家、画家として活躍するエテル・アドナンが2009年に発表したショート・ストーリーから付けられたもの。収録曲の「I Shall Love 2」が公開中です。

　ベックの最新作『カラーズ』にも携わっていたコール・M.グライフ・ニールがエグゼクティヴ・プロデューサーを務め、アリエル・ピンクス・ホンテッド・グラフィティの『ポン・ポン』に楽曲提供していたケニー・ギルモアとホルター本人がプロデュース。このアルバムについてホルターは、「私たちが日常的に経験している内と外のざわめきの中で、自分の基盤となるものを見つけ出すのは難しい。今作は、そういう不協和音やそれに対しどう応えるか、というフィーリングが反映されていると思う――どう立ち振る舞い、愛や癒しを求めるのか。もしかするとそれは、一見狂気に見えるようなことを拾い集め耳を傾け、そこから何かを形作り、未来を描くことなのかもしれない」とコメントしています。