昨年リリースの最新アルバム『Shutter』（写真）が好評のシンガー・ソングライター、川嶋あい。彼女が新曲「とびら」を7月1日（水）に初回（TRAK-0148〜9 税込1,500円）、通常（TRAK-0150 税込1,000円）の2形態でリリースすることが決定。3月11日（水）より、予約の受付がスタートします。

　東日本大震災から4年を経てリリースされる「とびら」は、川嶋あいが「東北の子どもたちのいまの気持ちに寄り添えるような曲を作れないか」という思いから、“卒業という新たな一歩を踏み出す季節に、少しでも希望の灯火となるような歌”として、“次なる道へ踏み出してゆく旅立ちの歌”として心に刻まれることを願って書き上げたという楽曲。歌詞は、自ら岩手・宮城・福島の3県を訪れ、現地の中学生たちとの対話を基に綴ったものとなっています。

　同楽曲は“東北の被災地の小・中学校、そして全国の子どもたちに歌い継がれていくように”という願いを込め、3月11日付読売新聞朝刊に楽譜を掲載。「読売新聞未来貢献プロジェクト」公式サイト（www.yomiuri.co.jp/project/mirai）でも合唱用の楽譜がダウンロード可能となっているほか、4月以降には楽譜が掲載された紙面を東北の中学校にも配布することが予定されています。

　現在、YouTube（youtu.be/KhYLNtQl7wc）では3県を訪れた際の模様を収録した「とびら」特別版ミュージック・ビデオを公開中。3月11日からiTunes での先行配信も実施されます。その収益は「読売光と愛の事業団」を通じて東北の復興支援活動に寄付される予定。

　また、恒例の8月20日渋谷公会堂ライヴが今年も開催決定。13回目を迎える今年のタイトルは、“デビューからの13年を振り返りながら「懐かしい気持ち」「温かい気持ち」にしていきたい”という思いを込めて〈ノスタルジック メロディー〉。老朽化のため建て替えが決定している渋谷公会堂でのラスト・ライヴとなります。なお、昨年8月に同会場で開催されたワンマン・ライヴ〈My home town 〜12 years〜〉の模様が、DVDとなって4月1日（水）から販売されることも決定しています。