北ロンドン出身のラッパー、リトル・シムズ（Little Simz）が、6月16日にリリースしたばかりのアルバム『NO THANK YOU』より、リード・シングル「Gorilla」のミュージック・ビデオを新たに公開しています。

　2021年のアルバム『Sometimes I Might Be Introvert』の世界的ヒットを受け、英国最高峰の音楽賞であるマーキュリー賞を筆頭に、黒人音楽における功績を称える英MOBOアワードや優れたソングライター・作曲家を称えるアイヴァー・ノヴェロ賞、そして英国最大の音楽賞ブリット・アワードの最優秀新人賞に輝くなど、現在のUKシーンを代表する存在となったリトル・シムズ。その勢いのまま、昨年12月に突如デジタル・アルバム『NO THANK YOU』を発表。完全新曲10曲を収録した本作は、各メディアで高く評価され、このたび遂にCDとLPのフォーマットでの発売となりました。

　ピッチフォークが「クソなラップゲームの戯言に対する反論」と称賛した本楽曲「Gorilla」のミュージック・ビデオの監督を務めたのは、グラミー賞最優秀ビデオ賞の受賞歴を持ち、ビリー・アイリッシュ「bad guy」やカミラ・カベロ「Havana」、ケンドリック・ラマー「HUMBLE.」といった話題のビデオを手がけた巨匠、デイヴ・マイヤーズ。彼は公開されたMVのほか、マイクロソフトとパートナーを組み、Microsoft CloudとAIを搭載したインタラクティヴなMVも制作。異なるイメージ、色、エフェクトを組み合わせて、見るたびに映像が変わる試みがなされた作品を創り上げました。こちらはリトル・シムズの公式サイトにて公開されています。