クィア・ラップ・シーンのパイオニアとして知られ、2021年に5年ぶりのリリースとなるミニ・アルバム『Broken Hearts & Beauty Sleep』を発表したミッキー・ブランコ（Mykki Blanco）が、2ndアルバム『Stay Close To Music』を10月14日（金）に発表します。マイケル・スタイプ、ソウル・ウィリアムズ、アノーニ、ダイアナ・ゴードン、デヴェンドラ・バンハート、ヨンシー（シガー・ロス）、MNEKら豪華ゲストを迎えて制作したこのアルバムから、シンガー / チェリストのケイシー・ルーをフィーチャーした新曲「French Lessons」が公開中です。

　『Stay Close To Music』は、これまでリリースしてきた作品とは一線を画すものとなりました。詩人、アーティスト、ミュージシャンのブランコは、その進化を通して、ジャンルをつねに曖昧にして、レイブ、トラップ、グランジ、パンクからの影響をクィア / トランスとしての経験を称える実験的なヒップホップの渦の中に引き込んできました。自分たちの音の世界を一から創り上げることを望んだブランコは、プロデューサーでマルチインストゥルメンタリストのFaltyDLとコラボレートし、生楽器による新しいサウンドスケープを思い描くことが可能に。曲作りはポルトガル・リスボン、仏パリ、米ニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルスで行なわれ、数々のジャム・セッションを通じて曲が作られていくなかで、2つの異なるレコードを同時に制作していることに気付き、音源は2021年のミニ・アルバム『Broken Hearts & Beauty Sleep』とアルバム『Stay Close To Music』として発表されることになりました。