最後の全国ツアーとなる〈中島みゆき 2020 ラスト・ツアー「結果オーライ」〉の開催を発表したばかりの中島みゆきが、約2年ぶりとなる通算43枚目のオリジナル・アルバム『CONTRALTO』（CD YCCW-10375 3,000円 + 税）を2020年1月8日（水）に発売します。

　作品タイトル『CONTRALTO』の読みは“コントラアルト”。中島はこのタイトルについて“私の音域のことです”と述べています。また、このアルバムには「自画像」「歌うことが許されなければ」という曲が収録されていることからも自分自身を様々な視点で綴り、歌っている作品と想像されます。中島みゆきが、『中島みゆき』と自身の名をアルバムのタイトルにした作品を発売したのが1988年。その際のキャッチフレーズが“みゆきが生んだのは、みゆきだった”でした。この発売から約32年、本作で中島みゆき自身が「中島みゆき」をどう歌うのか注目です。

　『CONTRALTO』に収録されるタイアップ曲は、先行シングルとして9月に発売された、シニア、シルバー層に絶大な人気を誇る倉本 聰脚本「やすらぎの刻〜道」の主題歌「離郷の歌 / 進化樹」の2曲に加え、このドラマの新たな主題歌に決定した「終（おわ）り初物（はつもの）」と「観音橋（かんのんばし）」を収録。一つのアルバムの中にドラマ主題歌が4曲収められるという前代未聞の作品となっています。また、本作はドラマの主題歌だけにとどまらず、隅々まで楽しめる詞の世界や成熟した中島みゆきの歌声を楽しめる1枚に仕上がっています。なお、「やすらぎの刻〜道」の主題歌4曲を聴くことができるトレーラー映像がYouTubeにて公開中です。

　ファンを中心に大きな反響を呼んでいる、中島みゆきの最後の全国ツアー〈中島みゆき 2020 ラスト・ツアー「結果オーライ」〉は、2012年から2013年にかけて行われた〈縁会 2012〜3〉以来約8年ぶりとなり、2020年1月12日（日）の東京・新宿文化センターを皮切りに全国11会場、24公演を約半年かけて実施されます。11月27日（水）の『夜会VOL.20「リトル・トーキョー」』のBlu-rayとDVDの発売、年明けのオリジナル・アルバム、そして半年続くラスト・ツアー。最新作やコンサートの情報は、リニューアルされた中島みゆきのオフィシャル・サイトでご確認ください。