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辻一郎のソロ・ユニット“Dissecting Table”、『Offense And Defense』リリース

dissecting table   2022/10/13 13:08掲載
辻一郎のソロ・ユニット“Dissecting Table”、『Offense And Defense』リリース
 辻一郎のソロ・ユニット“Dissecting Table”が、『Offense And Defense』を10月22日(土)にCDRとデジタル配信でリリース。CDRは13枚限定です。CDRはバイノーラル録音で、デジタル配信はスタジオ録音となっています。

 辻一郎は1966年生まれ。東京で86年から“Dissecting Table”という名義でノイズ・インダストリアル・ミュージックの制作を開始し、98年に故郷の広島に戻り音楽活動を展開。おもに自主レーベル「UPD organization」とヨーロッパとアメリカのレーベルよりレコードやCD作品を発表してきました。初期、中期の作品は、シンセサイザー、サンプラーをシーケンサーで制御することで作品を制作していましたが、2012年頃から、コンピュータでUSB接続デバイスから出力されるPWM信号を制御して音楽制作を行なうようになり、現在は、独自のシンセサイザーシステムを開発しながら作品を制作しています。

 『Offense And Defense』は、開発したシンセサイザーシステムを32チャンネルスピーカで再生するために作られました。このシステムは、主に、コンピュータ、universal serial bus接続デバイス、ラインセレクタ、フィルタ及び、ミキサーで構成されています。8チャンネルミキサーは2つ用い、16チャンネルミキサーは1つ用います。各ミキサーは、8チャンネルスピーカを用いて音像定位を制御することができます。16チャンネルミキサーは、8チャンネルスピーカを2つ用います。正方形の一辺に、8チャンネルスピーカを配置します。この8チャンネルスピーカを正方形の四辺に配置して、音像定位をミキサーで左右前後に制御します。この場合、受聴者は、正方形に配置したスピーカの重心で、このシステムの演奏を聴くことができます。

 CDRの曲は、受聴者の代わりにダミーヘッドマイクを設置して録音しました。ラインセレクタで、USB接続デバイスの4つの出力信号と4つのフィルタの接続を変更します。これにより、フィルタの音色は変更され、各フィルタの出力信号はミキサーに入力されます。ミキサーの出力信号の音色は、8チャンネル毎に変更され、スピーカで再生されます。このシステムは、合計32チャンネルのミキサーとスピーカを用いて音像定位を制御して、8チャンネルスピーカ毎に音色を様々に変更します。この曲は、コンピュータによる自動演奏です。このシステムの音像定位の制御とフィルタの音色を主観評価するために作られました。但し、スタジオ録音は、16チャンネルミキサーの代わりに4チャンネルミキサーを用いて、ミキサーから出力される合計20チャンネルの信号でライン録音しました。

 また、2022年4月16日に32chスピーカを用いたシンセサイザーシステムを実験評価しました。バイノーラル録音のためヘッドフォンでお聞きください。

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