最近ではR＆Bファンからも支持を得ているアーバン・ゴスペルですが、そのシーンでも高い注目を集めている女性シンガー、キキ（キエラ・キキ・シェアード）の日本デビューが決定しました。

　フェイス・エヴァンスなど、多くのR＆Bシンガーがフェイヴァリットに挙げるゴスペル・シンガー、カレン・クラーク・シェアードを母親に持つキキは現在18歳。昨年発表したデビュー作『I Owe You』（写真）は全米ゴスペル・チャートで1位を記録、デスティニーズ・チャイルドなどを手掛けたロドニー・ジャーキンスらをプロデューサーに迎え、コンテポラリーな仕上がりとなっています。その血筋か、とても10代とは思えない歌唱力も評判となりました。

　今回日本デビュー作となるのは、その『I Owe You』のリミックス盤『Just Until…』。US盤は8月にリリースされている本作は、よりアーバン志向を強めたサウンドで『I Owe You』以上にR＆Bファンにも受け入れられそうです。国内盤（TOCP-66495 税込\1,980）はジャケットとともに収録曲も日本独自のものになり、ボーナス・トラックとして母であるカレンとのデュエット曲も収録されることになっています。ブラック・ミュージック・ファン要注目のこの『ジャスト・アンティル...ジャパン・オンリー・エディション（仮）』、発売は12月7日を予定しています。