辻一郎のソロ・ユニット“
Dissecting Table”が、アルバム『Suppressed Voice』をリリース。3月19日(日)にデジタル配信、レギュラーエディションのCDRを13枚限定及び、スペシャルエディションのCDRを2枚限定でリリースします。スペシャルエディションのCDジャケットは、辻による手作りアートワークです。
辻一郎は1966年生まれ。東京で86年から“Dissecting Table”という名義でノイズ・インダストリアル・ミュージックの制作を開始し、98年に故郷の広島に戻り音楽活動を展開。おもに自主レーベル「UPD organization」とヨーロッパとアメリカのレーベルよりレコードやCD作品を発表してきました。初期、中期の作品は、シンセサイザー、サンプラーをシーケンサーで制御することで作品を制作していましたが、2012年頃から、コンピュータでUSB接続デバイスから出力されるPWM信号を制御して音楽制作を行なうようになり、現在は、独自のシンセサイザーシステムを開発しながら作品を制作しています。
この作品の1曲目、2曲目及び、4曲目で、第1の状態変数フィルタを用いて演奏しました。4曲目以外の曲で、第2の状態変数フィルタを用いて演奏しました。全曲で、第3の状態変数フィルタを用いて演奏しました。6曲目以外の曲で、第4の状態変数フィルタを用いて演奏しました。各状態変数フィルタの回路構成は異なります。例えば、第4の状態変数フィルタは、サレンキー回路のバンドパスフィルタの非反転増幅器を状態変数フィルタに置き換えた回路です。サレンキー回路のバンドパスフィルタの中心周波数とサレンキー回路の中の状態変数フィルタの遮断周波数または中心周波数は、アナログフォトカプラで制御することができます。このアナログフォトカプラに入力する制御信号は、このフィルタの入力信号を用いています。制御信号1は、入力信号をバイナリカウンタで分周した信号です。制御信号2は、加算器を用いて分周した信号を最小出力電圧が−5Vになるように加算します。加算器の出力信号は、反転増幅器に入力して位相を正相にします。この出力信号をバッファに入力してアナログ信号をデジタル信号に変換します。最後に、このデジタル信号をインバーターで反転させます。サレンキー回路の中の状態変数フィルタの感度は、universal serial bus接続デバイスから出力される制御信号を用いて制御することができます。