ブルックナーの生誕200年にあたる2024年までに、ブルックナーの全交響曲のすべての稿(ヴァージョン)を録音する企画「#bruckner2024」の第8弾として、
マルクス・ポシュナー指揮
ウィーン放送交響楽団の『ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(第3稿 / コーストヴェット版)』が5月12日(金)に発売されます。第4番には3つの稿があり、
第1稿と
第2稿は発売中です。
第3稿はブルックナーが弟子のレーヴェやシャルク兄弟らの意見をきいて改訂したことから「改ざん版」などと呼ばれた時期もありましたが、コーストヴェットはそのような見方を排し、みずからの演奏経験を経たうえでブルックナー自身による実用的な改訂版と位置付けました。ポシュナーは速めのテンポを基調にしつつ、緩急の差をはっきりと付けるなど曲想の変化を明瞭に打ち出し、コーストヴェットの考えを音として立証しています。