ヴァイタリティあふれるホットな時代のカルチャーとして音楽やファッションなどさまざまなシーンでリバイバルし、トレンドとなっている80年代。そのなかで、“エアチェック”（ラジオやTVの放送番組をカセットテープなどに録画・録音して楽しむこと）全盛期のミュージックカルチャーを彩った、当時人気ナンバーワンのFM情報誌『FM STATION』（FMステーション）をコンセプトにしたコンピレーション・アルバムが、7月12日（水）に2タイトル同時にリリースされます。

　『FM STATION』といえば、イラストレーターの鈴木英人による海や車をモチーフにした煌めいた画風の表紙で多くのファンを魅了していましたが、そのイメージをパッケージにしっかりと投影。2022年にリリースした前作『FM STATION 8090 〜CITYPOP & J-POP〜 by Kamasami Kong』に引き続き、「FM STATION 8090」という“架空のFM局から流れるラジオ番組”というコンセプトをベースに、DJ BLUEのプロデュースによるシティ・ポップの名曲の数々を詰め込んでいます。

　『FM STATION 8090 〜GOOD OLD RADIO DAYS〜 DAYTIME CITYPOP by Kamasami Kong』では、KIKIやKKUAなどハワイのFM曲の看板ディスクジョッキーとして活躍し、日本でもおなじみの伝説のハワイアン・ファンキーDJのカマサミコングが、デイタイムのシティ・ポップをナビゲート。元祖バイリンガル・アイドルの早見優が自身のヒット曲「夏色のナンシー」になぞらえて「Hi! I'm NANCY!」と登場し、曲をリクエストするサプライズもあります。

　『FM STATION 8090 〜GENIUS CLUB〜 NIGHTTIME CITYPOP by Katsuya Kobayashi』では、音楽番組『ベストヒットUSA』などで日本にいち早く洋楽を広め、“ミスターDJ”として活躍する小林克也が、ナイトタイムのシティ・ポップをナビゲートします。

　製品ラインナップも豊富で、なかでもデラックス盤は、前作で好評だったCD（LPジャケットサイズ仕様）に、ジャケットデザインをあしらったトートバッグ、アクリルキーホルダー、クリアファイル、ステッカーシートが含まれる豪華仕様に。さらに、カセットテープには雑誌『FM STATION』の付録としておなじみの「インデックスカード」（カセットレーベル）が付属します。

　前作同様ジャケット・デザインを手掛けた鈴木英人は「80'sシティポップの懐かしい世界観をテーマにした『FM STATION 8090』に、私の描いたイラストが、再びジャケットデザインに採用され、大変うれしく思います。しかも今作では、トートバッグや、アクリルキーホルダー、クリアファイル、ステッカーシート、カセットテープにインデックスカード……前作よりも豪華なラインナップで2タイトル同時リリース！ 80'sのシティポップを、かつてコラボレーションした小林克也さんとカマサミコングさんがナビゲーション！ 今からリリースが待ち遠しいです」「皆さんも是非『FM STATION 8090』を聴いて、そして手に取っていただき、アノコロの思い出を懐かしんでいただけたらと思います」とメッセージを寄せています。

　大人たちの“BACK TO THE 青春”アイテムかつ若者たちの“レトロ・オシャレ”アイテムとして、時代と世代を超えた80年代パッケージ『FM STATION 8090』に注目です。