CASIOトルコ温泉、
neco眠る、
Emerald Fourなど、さまざまなインディ・バンドで活動してきたヴォーカリスト / キーボーディスト / ソングライターのおじまさいりによるソロ・プロジェクト、くまちゃんシールが、6月23日(金)にアルバム『くまちゃんシール』をCDとLPでリリースします。
おじまさいりは、2013年にソロ活動を始め、2017年に〈Hoge Tapes〉でカセット・デビュー。本作『くまちゃんシール』は、彼女にとって初のCD / LPアルバムとなります。全曲おじまが作曲・プロデュースし、
Le Makeupと
Takaoのサポートを得て作り込んだ楽曲群を収録しています。
おじまの個性であるDIYな音を軸に、Le Makeupのヴィヴィッドでカラフルなギターとサウンドメイク、Takaoのアンビエントポップなシンセとキーボードが刺繍され、素地のロウファイさと精妙なハイファイさが躍動的に重なった音の層が堪能できる仕上がりに。全11曲中10曲でLe Makeupがミキシングを行ない、「CHINA珊都異知」はTakaoが担当。
インスト曲「カヌーで火を焚く」を除くすべての曲で、おじまの音楽的アイデンティティの中心である、透明感のある声が使われていますが、本作では歌詞のある曲は半分のみ。アルバム全体で彼女のワードレス・ヴォイスがメロディやテクスチャーの要素として用いられているのも特徴的な作品です。
『くまちゃんシール』は、テクノやアンビエントやニューエイジ・リヴァイヴァルのフィルターを通したベッドルーム・ポップとも呼べる作品ですが、終盤に収録された四つ打ちリズムに歪んだ音が被さったお宅ディスコ「羹(あつもの)」、英の
ブレンダ・レイを少し思わせるドゥーワップ風味の似非レゲエ「TINYCELL」という2曲に、お約束を逸脱してしまうおじまの世界観が披露されています。