“艶かわいい声”と語り口が評判の沖縄出身女性落語家“金原亭杏寿”(きんげんていあんじゅ)が、デビュー・ミニ・アルバム『
品川心中〜品川の恋の物語〜』を5月17日にリリースしました。CD発売記念として、公開記者会見・独演会が6月12日(月)に行なわれます。
金原亭杏寿は、俳優から転身した、史上初めての沖縄出身の女性落語家。“艶かわいい声”と語り口は話題を呼んでいます。このたび発表されたアルバムは、落語ではなく、落語の題材から歌詞を創り上げた4曲で構成。すべて、落語の演題をテーマにした“落語歌謡”に。また、タイトル曲「品川心中〜品川の恋の物語〜」では
山口勝平とのコラボが実現。放送作家の
高田文夫が歌詞を手掛けた男女のデュエット・ソングの相手役を務めているほか、3曲目「紺屋高尾」は、2023年夏に全国公開予定となっている、自身主演映画『忍獣大戦記 蛇龍対號羅』の挿入歌に起用されるなど、話題満載の作品となっています。
本アルバムは、もともと、金原亭杏寿の師匠、
金原亭世之介が30年以上前の2つ目時代、駒平の頃に制作したもので、4曲目「目黒の秋刀魚」では、当時30歳だった師匠の声が収められた音源をリメイク。そこに、金原亭杏寿が歌を入れており、30年前の師匠とのデュエットも実現。「目黒の秋刀魚」のシャレ「目黒のサンバ」として、サンバのリズムに乗せて、秋刀魚の美味しさを忘れられないお殿様の気持ちを表現した同曲も聴きどころです。
6月12日(月)に行なわれる〈金原亭杏寿 デビューミニアルバム発売記念 公開記者会見・独演会〉は、浅草『東洋館』にて18:00より開演(開場17:30)。公開記者会見なども交えた、一風変わった独演会となりそうです。チケットは受付中。詳細は、金原亭杏寿のオフィシャル・サイトをご確認ください。