ドイツ人サウンド・アーティスト、アルヴァ・ノト（Alva Noto）が、多彩な作曲技法を探求する新シリーズ「HYbr:ID」の第2弾アルバム、『HYbr:ID II』を10月13日（金）に発表します。収録曲「Ectopia Interacting」が先行配信中です。

　『HYbr:ID II』には、2021年にピナ・バウシュ・ヴッパータール舞踏団が、現代美術家アニッシュ・カプーアの大砲を用いた作品『Shooting into the Corner』（2008〜2009）とともにパフォーマンスを行なった、リチャード・シーガル振付によるコンテンポラリー・ダンス作品『Ectopia』ためにアルヴァ・ノトが作曲した楽曲を収録。

　シリーズ第1弾の没入感のあるダブとエレクトロニカの融合をベースに、ミンコフスキーの4次元時空理論に基づく概念である共鳴と弾性からインスピレーションを得た、無限の世界を探求するデジタル・プロダクションへリスナーを誘います。

　CDパッケージはアルヴァ・ノトの諸作品でおなじみの、縦18cm x 横12.5cmの特殊サイズ紙ジャケ仕様。収録曲10曲それぞれの音と音響記号に基づいたグラフィック図形譜が付属します。



Photo by Andrey Bold