株式会社ソニー・ミュージックレーベルズの洋楽部門Sony Music Japan Internationalから、60〜70年代の洋楽隠れ名盤40タイトルが3月12日（水）に一挙再発されます。全タイトル各1,430円（税込）。また、発売される40タイトルから、それぞれハイライトとなる1曲をセレクトしたプレイリストが公開されています。

　「発掘！洋楽隠れ名盤　Hidden Gems in 60/70s」と名付けられたこのシリーズのラインナップは、90年代から2000年代にかけて紙ジャケや限定盤などで発売し、好評を得た作品の中から、現在では中古盤として高値で取り引きされているタイトルを中心にセレクトしています。ウエストコーストの伝説的バンド、ポコの1972年作『グッド・フィーリン』が1991年以来じつに34年ぶりにCDで発売されるほか、フィリー・ソウルを代表するガールズ・グループ、スリー・ディグリーズが筒美京平や細野晴臣の作品を歌ったアルバム『世界の恋人』は1995年以来のCD化。さらに、アレックス・チルトンが在籍したバンド、ボックス・トップスのデビュー作『ザ・レター/ネオン・レインボウ』、60年代末にフィラデルフィアから登場し、「スウィート・ソウル」の旗手として一世を風靡したコーラス・グループ、デルフォニックスの2作（『ララは愛の言葉』『デルフォニックス』）、「イヤー・オブ・ザ・キャット」で知られる英国のシンガー・ソングライター、アル・スチュワートがそのヒットの直前に発表した『追憶の館』、タジ・マハールがジョン・サイモンやジェシ・エド・デイヴィスらと作り上げた『君に僕の倖せを』の5作は日本初CD化です。

　そのほか、キャロル・キングがチャールズ・ラーキー、ダニー・コーチマーと組んだバンド、ザ・シティの唯一のアルバム『夢語り』、ローラ・ニーロの『ニューヨーク・テンダベリー』と『ゴナ・テイク・ア・ミラクル』、キャプテン・ビーフハート＆ヒズ・マジック・バンドの『セイフ・アズ・ミルク』、スライ＆ザ・ファミリー・ストーンの『スタンド！』、ニルソンの『夜のシュミルソン』などの大名盤もラインナップされています。いずれのタイトルも新規ライナーノーツを掲載。