2006/07/05掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
世界最速日本代表グラインド・コア・バンド
SxOxBxと切磋琢磨しつづけたことでも知られる、元
アンスラックス〜
ニュークリア・アソルトのベーシスト、ダン・リルカが率いたニューヨークのバンド、
ブルータル・トゥルースがオリジナル・メンバーで再結成します。(写真はブルータル・トゥルース
『Sounds Of The Animal Kingdom』)
バンドの中心人物であったダン・リルカがイギリスの雑誌に寄せたコラムによれば、ニューオリンズのスラッジ・コア・バンド、
アイヘイトゴッド(以下、EHG)のメンバーが、ハリケーン“カトリーナ”によって家や財産のほとんどを失ったため、その救済活動の一環としてとしてEHGのトリビュート・アルバムを制作することが直接のきっかけとなったとか。
ブルータル・トゥルースはスラッジ・コアの歴史に残る名盤で、EHGのセカンド・アルバム
『Take As Needed For Pain』に収録されている「Sister Fucker」をカヴァーする予定とのこと。本来part1、part2と2部構成となっている曲を一つにまとめたロング・ヴァージョンで、もちろんブルータル・トゥルースらしくEHGのオリジナルより“速く”プレイされているとのこと。
基本的にはベネフィットCDに参加するための再結成のようですが、なんとライヴ出演もすでに決定している模様。ちなみにELECTRIC CITY ROCK FESTという2006年9月3日に、イリノイ州シカゴのライヴ・ハウスにて開催されるイベントに元
A×C×のスコット・ハル率いるグラインド・コア・バンド、
ピッグ・デストロイヤーと共に出演するようです。先日お伝えした
こちらと共に、シカゴは熱い9月を迎えるようです。
■『FOR THE SICK 〜A TRIBUTE TO EYEHATEGOD』
2006年秋 EMETIC RECORDS(http://www.emeticrecords.com/)より発売予定
発売元のEMETIC RECORDSにて公表されている収録予定内容は次の通り。
[参加予定バンド/収録予定曲目]
Brutal Truth 「 Sister Fucker (part 1 and 2)」
Watch Them Die「Serving Time in the Middle of Nowhere」
Buried At Sea w/ Kevin Sharp 「White Nigger」
Byzantine「Shop Lift Dead Bird」
Children of God Alabama「Thunderpussy」
God Song Ichabod 「Jackass in the Will of God」
Minsk 「Ruptured Heart Theory」
Total Fucking Destruction 「 Kill Your Boss」
Lair of the Minotaur 「Unknown」
Mouth of the Architect 「 Story of the Eye」
Swarm of the Lotus 「Blood Money」
Raging Speedhorn 「30$ Bag」
Sow Belly 「99 Miles of Bad Road」
Ozenza 「Revelation/Revolution」
Triac 「My Name is God」
Unearthly Trance 「Shinobi」
Halo of Locusts 「Dixie Whiskey」
If He Dies, He Dies 「Age of Bootcamp」
The Esotiric 「Crimes Against Skin」