先日お伝えした日本盤DVD2タイトル同時発売に加えて、ピクシーズ・ファンに嬉しいお知らせが到着！ 突然の解散から、12年の空白を経て2004年に再結成、日本の地にも降り立った彼らのリユニオン・ツアーの模様を追ったドキュメンタリー映画『ピクシーズ／ラウド・クァイエット・ラウド(loud QUIET loud)』が、2007年2月3日より東京・吉祥寺バウスシアターにて3週間限定の“爆音レイト・ショー”として公開されます。


　　　　　　　　　(C)JONATHAN FURMASKI

　映画は名曲「Where Is My Mind」(『サーファー・ローザ』収録)と、“ニルヴァーナの代表曲「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」はピクシーズの曲をパクろうとして出来た”というカート・コバーンの言葉からスタート。NME紙の記者から電話インタビューを受けるブラック・フランシス（フランク・ブラック）の姿や、ジョーイ・サンティアゴ（g）、デヴィッド･ラヴァリング（ds）、そしてブリーダーズのキム･ディール（b）が集った“最初の”リハーサル・シーン、もちろん再結成ライヴの映像、ライヴを待ちきれない“当時を知らない若い”ファンの姿、メンバーそれぞれが抱える個人的な問題や葛藤、彼らのコミュニケーションまでもが詳細に記録されています。また、ツアーに同行したブリーダーズのメンバーでもあるケリーとキムが曲作りを行なう様子までも描き出され、ブリーダーズ・ファンも見逃せません。

　生命体としてのバンドが産みだす“奇跡”を描き、真のミュージシャンの姿をとらえることに成功。数ある回顧的な音楽映画／バンド・ドキュメンタリーとは一線を画す作品です。

　また、この映画はバウスシアターならではのライヴ音響設備を使った“爆音上映”で公開されるという好企画！ そのほか全国の映画館での上映も続々決定しています。特別鑑賞券は劇場窓口とタワーレコード新宿店、吉祥寺店にて発売中。タワレコ販売分にはそれぞれ異なる特典がつきます！