電気音に支えられたダンス衝動と斜に構えたロック感覚で90年代に活躍した、UKバンドのEMFが再結成！　約5年ぶりにメンバーが集結したライヴが12月に開催されます。

　EMFは1989年に英国にて結成。英米で大ヒットしたシングル「アンビリーヴァブル」を含むデビュー・アルバム『Schubert Dip』(写真)などを発表し、ジーザス・ジョーンズとともに“テクノ×ロック”の融合を試みた、ダンス・ロック史に残る人気バンドのひとつ。2002年にオリジナル・ベーシストであったザック・フォーリーの死去を受け、バンドは解散状態となっていましたが、いよいよ再始動します！

　今回の再結成ライヴは、ロンドンのThe Scalaにて12月18日に開催される予定。当日は、オリジナル・メンバーの4人に、ポップ・ウィル・イート・イットセルフ〜ベントレー・リズム・エースのリチャード・マーチをベーシストに迎えた編成となるようです。今回の再結成は一時的なものではなく、バンドの公式HPによれば、2008年の夏には、いくつかのフェスティバル出演も計画しているとのこと。上手くいけば“来日”“新作”もありえるかもしれませんので、ファンは今後の動向にもご注目ください！

　なお、バンドのフロントマンであるJames Atkinは、自身のソロ・ユニット、The Asbo Kidをスタートさせており、7月にフル・アルバム『The Asbo Death Cult Sessions』 をiTunes Storeで発表しています。EMF好きならコチラもお忘れなく！