ここ最近、プロデューサーとして引っ張りだこのバーナード・バトラー（スウェード〜ティアーズ）。以前にお伝えした女性シンガーのダフィー（Duffy）に続く、新たなプロデュース作品が2タイトル登場！　いずれも注目度の高いインディ系バンドの新作です。

　日本盤（HSE-10060　税込2,490円）が3月12日に発売されるのは、スコットランド・グラスゴー出身の4人組バンド、サンズ・アンド・ドーターズ（Sons & Daughters）の2nd『ディス・ギフト』（写真／海外盤は1月発売）。同郷のフランツ・フェルディナンドがツアー・パートナーに指名するなど注目が高まっている彼らの新作は、ブルーズやカントリーを消化した独自の音楽性はそのままに、よりポップでダンサブルなサウンドへと変貌した意欲作となっています。

　4月23日に日本盤（WPCB-10052　税込1,980円）が発売されるのは、ロンドンの5人組バンド、ケイジャン・ダンス・パーティ（Cajun Dance Party）のデビュー・アルバム。彼らは、レディオヘッドのトム・ヨークが“お気に入りのバンド”としてその名を挙げたとも言われる、2008年期待の星。勢いで突っ走る他のバンドとは一線を画す、ピュアなメロディ・センスと“文学の香り”が漂う世界観が印象的なバンドです。バンドは2007年にXL Recordingsと契約を結び、同年夏にはシングル「Amylase」を発表。そして、いよいよその「Amylase」を含むデビュー・アルバムが、バーナード・バトラーのプロデュースによって発売されます。日本盤にはボーナス・トラックの収録も計画中。UKロック好きの方なら、2008年は彼らのチェックをお忘れなく！