ファットボーイ・スリムのプロジェクト“THE BPA”の2ndシングル「想い出のシアトル」でフィーチャーされ話題を呼んだイギリスの歌姫、“エミー・ザ・グレイト（Emmy The Great）”。先日7月7日、一夜限りの来日ショウケースを行なった彼女ですが、完全招待制だったため観ることのできなかったファンも多かったとのこと。そんなファンの皆様に朗報！　なんとデビュー・アルバム『ファースト・ラヴ』（9月2日発売）を引っさげての来日公演を行なうことが決定！　10月13日（火）、東京・渋谷のDUO-Music Exchange-にて開催されます。

　ケイト・ナッシュらの賛辞を受けるほか、ライトスピード・チャンピオンのシングル「Galaxy of the Lost」にコーラスで参加、クリスマス・ソングも共作。また〈グラストンベリー〉に昨年に続き2年連続で出演が決定するなど、国内で高い評価を獲得、英アンチフォーク・シーンを代表するシンガー・ソングライターであるエミー・ザ・グレイト。先日のショウケースで聴かせたギター1本での弾き語りライヴでも、抜群のソングライティング力が生み出す美しいメロディと、かわいらしく芯の強いヴォーカル、キュートなルックスで日本のファンをメロメロにしましたが、今回はバンド編成での来日を予定しているとのことで、ショウケースに参加した人も必見のライヴと言えるでしょう。

　さらに今回うれしいのは、ジョシュア・ジェイムスとのツアーであること。米ネブラスカ州出身のシンガー・ソングライター、ジョシュア・ジェイムスは、デビュー・アルバム『ザ・サン・イズ・オールウェイズ・ブライター』がカナダやフランスのiTunesフォーク部門で1位を獲得。アコースティック・ギターを弾きながら聴かせる、ハスキーで滋味深い歌声と、身近な問題から戦争、社会問題まで鋭く描き出す詞世界がシンガー・ソングライター・ファンの間で大きな注目を集めています。昨年はサウス・バイ・サウスウエストに出演したり、ジョン・メイヤーやスウェル・シーズンのツアーで前座を務めるなど精力的に活動をしていたとのことで、今最も注目を集めています。

　独自の視点とパワーを持った歌詞、英米それぞれの田舎町の風景がひろがっていくような素晴らしい楽曲、そして何より圧倒的なほどに心に響く歌声を持ったシンガー・ソングライターである2人。音楽的に高い評価を獲得している彼女らを同時に観られるこのライヴ、お見逃しなく！