先日、アルバム『アルバム』で日本デビューしたマタドール20周年を飾る大型新人、ガールズ（GIRLS）。英米ではすでに話題沸騰中の彼らですが、なんと早くも来日公演が決定！　1月14日(木)東京・原宿ASTRO HALLにて行なわれます！

　ガールズは、カリフォルニア出身の2人組。歌詞とメロディを担当するクリストファーがカルト教団のヒッピーの子として生まれたというのも話題で、外界から隔離されながら世界中を旅し、自殺、売春、テキサスへの逃亡など、さまざまな経験をしてきたことも注目を集めています。バスキングを学んだのも、多種多様な音楽を聴いたのも、このカルト集団での生活の中であり、最初のギターを同じカルトのメンバーでもあった元フリートウッド・マックのギタリスト、ジェレミー・スペンサーから譲り受けたりと、カルトでの生活が彼らの音楽に多大な影響を及ぼしているとのこと。

　
　“DIY の『ペット・サウンズ』”と評される彼らのサウンドは、クラシカルなカリフォルニア・ポップにローファイなフレイバーをかぶせたような感触を持ち、また、50年代のサーフ・ポップ、60年代のサイケデリア、80年代のハードコア、そしてシューゲイザーなど、さまざまな要素を聴き取ることができるもの。サンフランシスコの空気をそのままサウンドにしたようなガールズの音世界、直接の体験をお勧めします！