ノラ・ジョーンズと並びブルーノートのトップ・シンガーと称されるカサンドラ・ウィルソン（Cassandra Wilson）。彼女の約2年ぶりとなるオリジナル・アルバム『シルヴァー・ポニー』（TOCJ-66535 税込2,500円）が4月21日にリリースされることが決定！

　新作は、ワルシャワ、セビリア、グラナダで行なわれたライヴ・パフォーマンス音源をスタジオで発展させたという、スタジオ録音とライブ録音が混ざったような内容。楽曲はレノン＆マッカートニー作の「ブラックバード」やスティーヴィー・ワンダーの「イフ・イッツ・マジック」などカヴァー曲が中心で、オリジナルの新曲を2曲収録予定。全貌はまだまだベールに包まれているものの、ポップ寄りの作風となっているそうです。

　2008年のアルバム『ラヴァリー〜恋人のように』では、第51回グラミー賞“最優秀ジャズ・ヴォーカル・アルバム”を受賞したカサンドラ。自然体でありながらすごみを感じさせるそのヴォーカルは、本作でも存分に発揮。ジャズ・ファンのみならず、ポップス・ファンにもおすすめの一枚です！