日本における音声研究の権威・鈴木松美氏(日本音響研究所 所長 / 心理学・理学・法学博士)が
DOUBLEの歌声を分析! 科学的見地から“Queen of R&B”として日本のR&Bシーンを牽引してきたそのヴォーカルに迫りました。
今回分析されたのは、4月にリリースされたDOUBLE初のバラード・ベスト
『Ballad Collection Mellow』に収録された全楽曲のアカペラ音源。鈴木氏の分析によると、DOUBLEの歌声は「周波数ゆらぎ」と「振幅ゆらぎ」という二つのゆらぎを持っており、さらに周波数ゆらぎに関しては“究極のゆらぎ”と言われている「1/fのゆらぎ」(
宇多田ヒカル、
松任谷由実、
徳永英明などが持つといわれる、人に快適感やヒーリング効果を与えるゆらぎ)もあることが判明。
また、人間の耳にとって一番刺激の強い3000〜5000ヘルツが非常に強く、腹式発声がよくできているため、300〜400人の会場ではマイク無しでも十分通用する声であるとの評価も。
また、7000〜10000ヘルツに強い成分を持っているDOUBLEの歌声は、大人よりも高い周波数に敏感な赤ちゃんが聴いた時に泣き止む効果も期待できるとのこと。そしてそのゆらぎはリスナーの脳へアルファ波(睡眠時、リラックス時に出てくる脳波)を発生させ、妊婦へもリラックス効果がでるため、赤ちゃんにとっても母親にとっても良いという二重効果により、一石二鳥の胎教音楽として非常に良いという結果も出ました。
鈴木氏は分析を終え、「彼女の声は今まで分析してきた中でもピカイチ。非常に優れた声だと思います」とDOUBLEの歌声に太鼓判を押しています。