ついに彼らが長き沈黙を破り、シーンに再び還ってくることになりました。そう、あのポスト・パンク〜ニューウェーヴ時代を切り開いた伝説のバンド“キリング・ジョーク”が約7年ぶりに復活するのです!!
　彼らといえば、ダークなエレクトロニックがまぶされた、ハイテンションのパンク・サウンドが魅力のデビュー作『Killing Joke』（81年発表）や、オリジナル・メンバーのユースが、現在、バタフライ・レーベルのオーナー＆テクノ／ハウス系アーティストとして活躍していることなどでも知られているとは思いますが、そんな彼らが、96年にオリジナル・メンバーが再び集結し制作された前作『デモクラシィ』（写真）以来となる、ニュー・アルバム『The Death & Resurrection Show』を来年初頭にリリースする予定です。

　残念ながら、今回はユースは不参加になってしまうらしいのですが、ただ、フロントマンである、ヴォーカルの“ジャズ・コールマン”や、元プロングのポール・レイヴン などの正式メンバーに加え、トゥールやシステム・オブ・ア・ダウンのメンバーがゲスト参加しているそうなので、これはかなり面白い作品となりそうです（彼ら史上最も“ヘヴィ”な作品となるような･･････）。スキのない、元祖インダストリアル・ロック・バンドが再び動きだした、新たな姿をぜひとも、皆さんの耳で確認してみてください。