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ジェニファー・ハドソン仙台を緊急訪問、歌で日本にエールをおくる

ジェニファー・ハドソン   2011/05/19 15:34掲載
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ジェニファー・ハドソン仙台を緊急訪問、歌で日本にエールをおくる
 「日本に元気と勇気を届けたい!」と、約4年ぶりの来日を果たしたジェニファー・ハドソン(Jennifer Hudson)が、5月18日に仙台を緊急訪問し、ラジオの生放送に出演! その歌声で被災地の人々に愛とエールをおくりました。

 最新アルバム『アイ・リメンバー・ミー』からの1stシングル「アイ・リメンバー・ミー」はラジオ・チャートで2週連続1位を獲得、なかでも東北地方3県のFMラジオ局からパワープレイという強力な支持を得ていることを知り、感銘をうけたジェニファーは急遽、パワープレイを獲得している県のひとつである仙台へ行くことを決断。感謝と元気を届けるべく地元のラジオ番組・Date FM『J-SIDE STATION』に緊急生出演し、「アイ・リメンバー・ミー」を熱唱しました。

 “自分の人生を歌った曲”と語る「アイ・リメンバー・ミー」は、映画界 / 音楽界で順風満帆なキャリアを築いていた矢先、最愛の家族を事件で失うという悲痛な経験を持つジェニファー本人が作詞を手掛けた曲で、大きな悲しみを乗り越え、前へ進もうと必死に生きる彼女の切なくも強いメッセージが込められています。

 インタビュー中、「なぜ今、仙台に来ることを決意したのか」を訊かれると、「遠くから見ていることと、実際にその場に行くということは大きく違うと思います。日本は今、復興途中のとても大変な時期だと思ったので、私が行くことで逆に迷惑をかけてしまわないかと悩んだけれど、それでもやっぱり日本のために何かしたいと思い仙台訪問を決めました」と答え、さらに「つらい時に心の支えにしているものは?」という問いかけには、「亡くなった家族の言葉を思い出して心の支えにしています。兄はいつも私に“くよくよするな! 前を向いてがんばれ!”と言っていたので、きっと私がくよくよしていたら天国の兄が悲しむだろう……そう自分に言い聞かせて毎日を生きるようにしています」と、今まで一度も語られることのなかった亡き家族に対する思いを初めて語ったジェニファー。続く生歌のパフォーマンスでは、一呼吸おくと歌詞のひとつひとつをまるで誰かに語りかけるように歌いだし、クライマックスに差しかかると持ち前の歌唱を惜しみなく披露。日本中にエールをおくりました!


ジェニファー・ハドソン


(Photo By YOSHIKA HORITA)
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