ザ・ストロークスやザ・リバティーンズといった良質なロック・バンドを輩出してきた老舗レーベル、ラフ・トレードが自信を持って送り出す、米ミネアポリス出身で5人組の大型新人バンド、ハウラー（Howler）の初来日公演が2月14日（火）原宿アストロホールで行なわれることが決定しました。

　19歳のヴォーカル / ギターのジョーダンを中心に結成され、60年代アメリカン・ロックと80年代パンクに影響を受けた彼らのサウンドに強いポテンシャルを感じたラフ・トレードのレーベル・オーナーであるジェフ・トラヴィスが一発契約。

　今年7月にデジタル配信と限定盤12インチ・シングルのみで発表されたEP「This One's Different」は瞬く間に噂となり、8月にNMEが選ぶ“25 new bands you'll love（あなたがこれから愛してしまう新人バンド25）”の1位に選出されるとさらにその人気に拍車がかかりました。

　そして、現在行なわれているザ・ヴァクシーンズのUKツアーのサポート・アクトに抜擢されるなど、ますます盛り上がりをみせています。このツアー限定でCD化され販売されているEP「This One’s Different」ですが、ここ日本ではバンドとレーベルの特別の計らいにより一般流通が許可されて、超限定盤として店頭販売されていますが、このEPの在庫も残り僅かとなってきています。

　そんなハウラーは、2012年2月8日にデビュー・アルバム『America Give Up（アメリカ・ギヴ・アップ）』のリリースが予定されており、初来日公演はデビューと同タイミングとなります。UKロック好きには見逃せない一夜となりそうです。