ブルックリンのドリーム・ポップ・グループ、スクール・オブ・セヴン・ベルズ（School Of Seven Bells／以下SOSB）が、新体制になってから初となる通算3枚目のアルバム『ゴーストーリー（Ghostory）』（ARTPL-025 税込み1,980円）を2月15日に日本先行でリリース！

　元シークレット・マシーンズのベンジャミン・カーティスが、インターポールのツアーで、オン！エアー！ライブラリー！のメンバーであった、アレハンドラとクラウディアの双子のデヘーザ姉妹に出会い結成されたSOSB。2007年のデビュー後、プレフューズ73の傑作『プレパレイションズ』のリード・トラック「The Class Of 73 Bells」にフィーチャーされ一気に話題となり、その後プレフューズ73やブロンド・レッドヘッドなどとツアーを共にしたり、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインがキュレーターを務めたATPに出演したりと、シューゲ・ファンを中心に高い人気を博しています。

　これまで2枚のオリジナル・アルバム（『アルピニズムス』『ディスコネクト・フロム・ディザイア』）を発表し、キャッチーなメロディとポップな質感、そしてオルタナ感が程よく同居するシューゲ・サウンド、そこに双子姉妹の幽玄的で美しいヴォーカルが絡み合う音楽性で、どちらもヒットを記録。

　しかしその後、キーボード／ヴォーカルのクラウディアが脱退。今回発売される新作は残された2人体制になってから初のアルバムとなります。サウンド的にはこれまでの流れを汲みつつ、ベンジャミンとアリーの織り成す空間的でヴァリエーション豊かなギター・サウンドと、シンプルながら躍動的なビート、そしてアリーの美しいヴォーカルによる、程よく80年代的なテイストが強まった印象の、シューゲイズ・アンビエント・エレクトロニック・サウンドとなっているそうです。