発売から1年以上が経過し、今なお世界中で大ヒット中のアデル（Adele）『21』。今週も全米チャーﾄ第1位をキープ。全英では先週の2位から1位に返り咲きました。

　これで、全米ではトータル17週目の第1位。全英は20週目第1位という大台を突破しました。全米チャート17週1位は、実売調査会社サウンドスキャンが1991年にサービスを開始して以来のデータとしては、ビリー・レイ・サイラスの『Some Gave All』（1992年）と並び歴代3位タイ。その他、上位の作品は以下となります。

★全米チャート第1位獲得週最多作品トップ3（1991年以降）★
1位　ホイットニー・ヒューストン『ボディガード』サントラ　20週
2位　ガース・ブルックス『アメリカの心』　18週
3位　アデル『21』、ビリー・レイ・サイラス『Some Gave All』　17週

　また、全米シングル・チャートでは、アルバムからの最新3rdシングル「セット・ファイア・トゥ・ザ・レイン」がついに第1位獲得。「ローリング・イン・ザ・ディープ」、「サムワン・ライク・ユー」に続き、これで3曲連続での第1位獲得となりました。アデルが6部門でノミネートされているグラミー賞まで約2週間。まだまだ盛り上がりそうです。