2009年、海外よりISIS、SUNN O)))、GROWINGを迎え、日本からはBoris、envyが迎え撃つという世界が羨むラインナップでスタートしたライヴ・イベント、〈leave them all behind〉。昨年行なわれた第2回目はBoris、envy、MONOの日本3大巨頭で繰り広げられた同イベントが、今年は内容量倍増！ 11月3日（土）、4日（日）の2日間に渡り、〈leave them all behind 2012〉が東京・代官山 UNITにて開催されます！


　初日11月3日（土）のヘッドライナーは、Stephen O'MalleyとGreg Andersonの2人による暗黒重量ギター・ドローン大帝、SUNN O)))！ 幾重にもスタックされたアンプリファイアの壁から繰り出される、意識が遠のく程の爆音はもちろんのこと、スタイリッシュなアートワークやリチュアルなステージングでも幅広い分野に絶大なる影響を及ぼした彼ら。前回の来日時はコアメンバー2人での“初心”セットでしたが、今回はソロ名義“Void Ov Voices”での来日も間近に控えるハンガリーの魔人Attila Csihar（vo / MAYHEM）を含むフルメンバー！目下最新のオリジナル・アルバム『Monoliths & Dimensions』の世界が眼前に広がること必至です！


　2日目11月4日（日）のヘッドライナーは感涙もの、2002年に一度解散したものの、2010年に再始動を果たしたUKオルタナティヴ・ミュージック最重要アクトのひとつ、GODFLESHが結成20余年にして初来日！ 現在はJESU、JK FLESHほか様々な名義を使い分けて活躍する才人Justin K. Broadrick。彼がFALL OF BECAUSE、HEAD OF DAVIDでの活動、NAPALM DEATHへの一時参加を経てベーシストG.C. Green（FALL OF BECAUSE）と共に結成したGODFLESHは、インダストリアル・メタルの始祖とされる要因であるマシナリーでヘヴィなリフレイン、そこから立ち上がる独特のサイケデリアで孤高の存在に。その全貌がいよいよ日本上陸！ 「Avalanche Master Song」で失神しましょう（※演奏されるかどうかは不明です）！


　そして各日、日本が世界に誇る轟音の使い手が出演！ 初日は鬼 / 奇才ヘヴィロック集団Boris。昨年リリースの問題作『New Album』リリース以降、ますます軽快に活動を展開中の彼ら。今回はなんと、2000年のアルバム『flood』をプレイするスペシャル・セット！ 数多ある作品の中でも、フェイヴァリットに挙げるファンが多い名作を生で体験！ 2日目は、90sハードコアが遂げた進化の頂点に君臨するバンドのひとつ、envyが登場！ 一昨年リリースの最新アルバム『recitation』以降も相変わらずフィールド / サイズを問わない独自のスタイルを崩すことなく活動、9月にはTHA BLUE HERBとの2マンも控える彼ら。今回は特別なものを予定しているとのことなので、お楽しみに！


　さらに、3日はファッション、アートの分野でも引っ張りだこのニュー・アイコン、ダーク＆フォーキーかつちょっとストレンジな楽曲が魅力のChelsea Wolfe、近年コンスタントに素晴らしい作品を届けてくれているシンガー・ソングライター、朝生 愛が出演。4日はメランコリック・ブラックとEbullitionハードコアの幸福な出会い、Jacob Bannon（CONVERGE）主宰レーベルDeathwishが誇る新星DEAFHEAVEN、そして日本最速の呼び声高いフル・ブラスト・アーミー、MORTALIZED from 京都が登場！両日共に隙の無いラインナップとなっています！

　また、東京まではちょっと行けないかも……とお嘆きの関西方面諸氏に朗報！ SUNN O)))とGODFLESH、両ヘッドライナーはそれぞれ大阪での単独公演も決定！ SUNN O)))はChelsea Wolfeをゲストに迎え10月31日（水）大阪・梅田 AKASO、GODFLESHはDEAFHEAVENと共に11月5日（月）大阪・東心斎橋 CONPASSでの公演となっています。東京＆大阪どちらも参加、というのも当然アリですね！