ギャングスタ・ラッパーとして知られるスヌープ・ドッグ（Snoop Dogg）が、愛と平和を求めてジャマイカへ旅立ち、レゲエ・ミュージシャン“スヌープ・ライオン（Snoop Lion）”として生まれ変わる軌跡を描いたドキュメンタリー映画『スヌープ・ドッグ / ロード・トゥ・ライオン』が7月27日（土）より、東京「渋谷シネマライズ」にて公開されます。

　90年代初頭からカリスマ・ラッパーとして人気を築き、長年業界に君臨してきたスヌープ・ドッグ。40歳を迎えた今、突然レゲエ・ミュージシャンへの転向という音楽業界を揺るがす衝撃発表をした彼、その理由は激動の過去へと遡る。厳しい母に育てられた少年期、銃襲撃事件での逮捕、トゥーパック・シャクールの殺害事件、学生時代から恋人だった妻との関係、そして親友ネイト・ドッグの死――。

　人生を見つめ直すためにジャマイカへ渡ったスヌープは、大麻農場、ボブ・マーリーが若かりし頃に暮らしていたトレンチタウン、チボリ・ガーデン、多くのレゲエ・ミュージシャンが通った出身校などを訪ね歩きながら、地元の人々やラスタファリ文化、そしてジャマイカに深く根差しているレゲエ音楽に触れる。自分自身の未来を切り開く旅で彼が見つけたものとは一体……。『スヌープ・ドッグ / ロード・トゥ・ライオン』は、愛と平和への願いをぎっしり詰め込んだ音楽と、スヌープ・ライオンという新たな表現者に迫る至極の96分となっています！