華原朋美が11月14日(木)、復帰後初となる単独コンサート〈DREAM 〜TOMOMI KAHARA CONCERT 2013〜〉を東京・青山劇場にて開催。約7年ぶりの単独コンサートとあって、会場には早くから多くのファンが詰め掛けました。
念願の単独コンサートのステージに立った華原は「本当に今日はみんなに会えて嬉しい」とコメント。会場からは巻き起こった大きな歓声に感動した華原が思わず涙ぐむ場面も。これまでの人生を振り返り「20代は芸能人になれて本当に嬉しかった。けど、何もかもなくなって、生きてる価値がないって自分で自分をすごい責めたりして。それでもどこかに必ず光があった」と語りました。
「私はこういう立場だから、不器用だし隠せないから、皆に見てもらって来たんだなって、それさえも感謝の気持ちになれて。ダメな人生でよかったなって思うときもすごくあります」と素直な心境を吐露した。そして「まだ終わりじゃないし、スタートなんだってまた思えるようになりました。だから、何度も何度も休んだり、歌ったり、繰り返して皆を振り回したかもしれないけど、でも、これが今の私です」と話す華原に、場内からはより多くの拍手と声援が。
この日は、11月13日(水)にリリースされたばかりのセルフカヴァー・ベストアルバム『DREAM -Self Cover Best- Premium Edition』(
完全生産限定プレミアム・エディション盤)に収録されている「アメイジング・グレイス」のほか、「夢やぶれて -I DREAMED A DREAM-」や大ヒット曲「I'm proud」「I BELIEVE」など全18曲を熱唱。力強くなった歌唱力でさらに輝きを増した名曲群に、観客は一様に魅了されていました。
「今日の日のことは、皆と私の思い出です。絶対忘れません」締めくくった華原朋美。“完全復帰”と呼ぶにふさわしい舞台となりました。