エヴリシング・バット・ザ・ガールのメンバーとして、また近年は音楽レーベルのオーナーやDJとしても知られるベン・ワット（Ben Watt）。31年ぶりとなるソロ・アルバム『ヘンドラ（Hendra）』の日本盤がついに5月21日（水）にリリース。これを記念して、期間限定アルバム全曲試聴（youtu.be/AKN9LoLAG8U）がスタートしました。

　エヴリシング・バット・ザ・ガールが99年に活動休止して以降、ベン・ワットは信頼をおけるDJとして活動し始め、さらに「Buzzin’ Fly」のレーベルのオーナーとしても活躍してきましたが、今作は彼の姉が亡くなったことをきっかけに曲作りをスタートしたとのこと。「歌詞と音楽に戻らなきゃと思ったんだ。ビートとか、他の人の作品じゃなくてね。少しスペースを作っただけで沢山のアイディアが溢れ出したんだ」と語るなど、まさに今のベン・ワットの心境や思いが詰まった作品となっています。

　そしてコラボレーターとして、元スウェードのギタリストであるバーナード・バトラー、プロデューサーのイワン・ピアソン、さらにピンク・フロイドのデイヴィッド・ギルモアといった豪華アーティストも参加。ちなみにベン・ワットは今年のサマーソニック2014で久々の来日公演を行なうことが決定していますが、同公演ではなんと作品に参加したバーナード・バトラーがギタリストとして出演することが決定しているなど、ファンにはたまらない公演となること間違いなしです。