プリシラ・アーン 2014/05/26掲載(Last Update:14/06/27 13:48)
7月19日(土)に公開となるスタジオジブリ最新作『思い出のマーニー』(
米林宏昌監督)の主題歌に抜擢されたシンガー・ソングライター、
プリシラ・アーン(Priscilla Ahn)は現在、主題歌と映画の世界観を表現した楽曲を集めた歌集アルバムを制作中。YouTube(youtu.be/JJjxeO6Szq4)では、日本のファンに向けて同作に込められた思いを語るビデオ・メッセージが公開されています。
プリシラ・アーンはLAを拠点に活動し、2008年に名門「Blue Note Records」よりメジャー・デビューを果たしているシンガー・ソングライター。大のスタジオ・ジブリ映画好きとして知られ、自作の中で「カントリー・ロード(『耳をすませば』)」「やさしさに包まれたなら(『魔女の宅急便』)」などの主題歌カヴァーを披露。2013年12月、ジブリ美術館(東京・三鷹)に招かれて行なったクリスマス・コンサートが、今回の主題歌起用のきっかけとなりました。
主題歌「Fine On The Outside」は、美しく透明感溢れるヴォーカルが心を打つ楽曲。映画の原作を読んだプリシラが、主人公の一人“杏奈”に深く共感し、「孤独を感じながらも、自分の中に愛というものを見出そうとした」頃に書いたこの曲が何度も頭に浮かんだことから、同楽曲を主題歌として提案。楽曲を聴いた西村義明プロデューサーは「この人が主題歌を歌ってくれたら、麻呂さん(米林監督)の作る『思い出のマーニー』は素敵なものになるに違いない、そう確信しました」とコメント。米林監督も、聴いた瞬間に「この人だ!」と感じ、「孤独な主人公・杏奈の心にそっと寄り添ってくれるのではないか」と思ったとのこと。
ビデオ・メッセージの中では、素直に主題歌を歌うことになった喜びを語ると共に、キャンペーン・ツアーで日本を訪れることを楽しみにしている様子のプリシラ・アーン。またメッセージの最後には、「Fine On The Outside」の一節を聴くこともできます。