ザ・なつやすみバンドが、2ndアルバム『パラード』を、2015年3月4日（水）にスピードスターレコーズからリリースすることを発表しました。

　ザ・なつやすみバンドは、中川理沙（vo, pf）、高木 潤（b）、村野瑞希（ds）、MC.sirafu（steel pan, tp）の4人組で、2008年4月に「毎日が夏休みであれ！」という信念のもと結成。温かくも透き通った伸びやかな歌声、叙情的かつセンチメンタルな歌詞とメロディにはどこか懐かしさがあり、ピアノ、ベース、ドラム、そしてスティールパン、トランペットなども加わったアンサンブルは、トロピカリズモにも通ずる、ストレンジで癖になる唯一無二のサウンドを生み出しています。

　結成後、メンバーチェンジを経てライヴを重ねるうちに東京インディーズ界隈で話題となり、下北沢の街全体で開催されているサーキットイベント〈下北沢インディーファンクラブ2011〉では、リリース作品が一枚もない中での出演にも関わらず入場規制となりました。2012年6月に、満を持して1stフル・アルバム『TNB!』をリリース。自主制作ながら好セールスを記録し、第5回CDショップ大賞では、錚々たるメジャー・アーティストと並んでノミネートされ、現在でもロング・セールスを続けています。

　2013年には、「サマーゾンビー」を短冊8cmシングルCDでリリース。2014年夏には新作となる4曲入りのEP『S.S.W』の無料配信が話題となりました。なお、メンバーのMC.sirafu は、スティールパンやトランペットを手に、ザ・なつやすみバンドのほかにも、自らのもうひとつのバンド・「片想い」や、人気バンド・ceroのサポート・メンバーとしても活躍しています。

　2ndアルバム『パラード』は全11曲収録。今作が初のメジャーリリースとなります。ジャケットのアートワークは、これまでの作品も手掛けている惣田紗希によるもの。タワーレコードでは特典としてオリジナルステッカーが先着でプレゼントされます。