“ジェナイを聴かなきゃ夏ジャナイ!!”･･･たしか、そんなコピーで登場したような気がするハワイ発のAORユニット“ジェナイ”が、前作『レット・ラヴ』(写真)以来、約2年ぶりとなるニュー・アルバム『ダンス・ウィズ・ミー』(VACM-1241 \2,854(税込))を4月21日（予定）に発売します!!　これで今年も夏到来ですね!!
　キング・オブ・フュージョニスト、ジョージ・デュークの秘蔵っ子として多方面で活躍するオリヴァー・ウェンデルと、インコグニートやベイビー・フェイスとの共演で知られる女性ヴォーカリスト、ロビー・ダンジーからなるこのユニット。とにかくリゾート感覚溢れるトロピカルなサウンド・シャワーが最大の魅力です!!
　崇高なインプロヴィゼーションを良しとし、それを感じさせなければ音楽じゃないと言い切るような強迫観念がジャズやフュージョンには付きものですが、イージー・リスニング〜フュージョン〜スムース・ジャズ･･･と、ジャズ界で姿を変えて生き続ける彼等も、もちろん立派なジャズの側面のひとつ。“カラパナ＋シーウィンド×シャカタク”のようなハワイアンAORの最新モードとして、今回のニュー・アルバムも、夕暮れのビーチに、または晴れた日のドライブに、はたまた2人の熱い夜に･･･と、徹底的に活躍してくれそうなゴキゲン音楽です!!　BGMにガンガン鳴らせるジャジーでボッサなサマー・フュージョン。こういう音を待ってた方も多いのでは？
　なお、曲はオリヴァーのペンによるオリジナル曲5曲＋カヴァー4曲の構成。特に、アール・クルーがフュージョンの金字塔アルバム『フィンガー・ペインティング』の中で取り上げたことで、この手のファンの間では“キラー・チューン”として愛され続けて30年の大スタンダード・ナンバー「ダンス・ウィズ・ミー」(原曲はオーリアンズ)が爽快で最高ですよ!!　難しいことは抜きにして楽しんじゃいましょう!!