作曲スタイルから“現代のモーツァルト”と称され、国内外で高い評価を獲得している“天才作曲家”にしてピアニスト、ジョヴァンニ・アレヴィ（Giovanni Allevi）。イタリア国内では“あらゆる世代に亘り知らない人はいない”とまで言われるという彼が、ヤマハミュージックコミュニケーションズより日本向けのベスト・アルバム『THE PIANO OF GIOVANNI ALLEVI His Best 1997-2015』をリリース。初回盤（CD + DVD YCCS-10054〜B 3,500円 + 税）、通常盤（CD YCCS-10055 2,750円 + 税）の2形態で3月18日（水）の発売が決定しています。

　『THE PIANO OF GIOVANNI ALLEVI His Best 1997-2015』は、1997年の1stアルバム『13 Dita』から今年1月に発売された最新作『Love』まで彼のヒストリ―を網羅。17才の時に初めて作曲したと言われる「Japan」をはじめ、石川・金沢で生まれたという『Love』収録曲「Yuzen」や「Tokyo Station」など、日本由来の楽曲も多数収められた日本向けのスペシャル・ベスト・アルバムとなっています。初回盤に付録のDVDには、本国で発売中の映像作品『Allevi & All Stars Orchestra - Arena di Verona』より人気楽曲「Aria」を含む2曲と、代表作のひとつ「Go With The Flow」のミュージック・ビデオを収録。

　自身が「魔女が僕の頭の中に棲んでいて、時おり、閃光のようにその魔女が音楽を運んで来る」と語り、ピアノを一切使用せず、旋律が完成した状態で立ち現れる独特の作曲方法から、“現代のモーツァルト”呼ばれるジョヴァンニ・アレヴィ。日本人の礼節と村上春樹、日本食をこよなく愛する親日家としても知られています。

　2005年の3rdピアノ・ソロ・アルバム 『No Concept』がイタリア国内で30,000枚以上を売り上げ〈シルバーアワード賞〉を受賞し、ドイツ、オーストリア、韓国でも発売。同作の収録曲「Come Sei Veramente」が『ドゥ・ザ・ライト・シング』『ジャングル・フィーバー』『マルコムX』といった名作で知られるスパイク・リー監督が手がけたBMW社のCFに起用され、飛躍的に知名度を高めました。ベスト・アルバムのリリースを契機に、ここ日本での更なる活躍にも期待が高まります。

Photo: Alessandra Tisato / Bizart Srl
Licensed courtesy of Sony Music Entertainment Italy SpA