北海道文化放送にて2014年7月より放送され大反響を呼んだご当地アニメ、歌って踊れる“アンデッド系アイドル”を描いた『フランチェスカ』の
Blu-ray&
DVD-BOXが4月15日(水)に発売されました。貴重な映像盛りだくさんの特典ディスクに加え、TVアニメのスピンオフとなるラジオドラマCDが付いた豪華5枚組仕様での登場です。
さる4月4日(土)に行なわれたイベント〈tvkアニメまつり2015〉では、本作の主人公“フランチェスカ”役をつとめた
牧野由依も登場。「この作品は、“Toon Boom(トゥーンブーン)”というアニメーション制作ソフトを使っていて、フラッシュアニメっぽいところもあったりするので、わりと自由度が高くて、アドリブもかなり入れやすかったです!」と収録現場秘話を披露するなど、集まった大勢のファンとともに大いに盛り上がりました。
牧野は本作について、「私が演じたフランチェスカは、かわいくて純粋で、皆から愛されるような女の子で、世の中のアニメーションに出てくる人気キャラクターの要素をすべて集約したような子だと思いました。そして、舞台となっている北海道については、私自身、旅雑誌やクローズアップしている特集番組などで得るような場所やエピソードが多かったのですが この作品は北海道発のアニメーションなので、地元の方しか知らないような“ご当地あるある”が満載です。 食べ物などもすごく美味しそうに描かれているので、北海道をもっ と好きになっていただけたら嬉しいです。 ストーリー的にもコメディタッチに描かれていることも多く、ライトな感覚で観ていただける作品になっているので、どなたにも楽しんでいただけると思います」と、コメントを寄せています。
『フランチェスカ』牧野由依 Interview――フランチェスカというキャラクターを、どのように作り上げていきましたか?「キャラクターの性格やプロフィールも最初にある程度は設定としてあったので、アニメーションになるタイミングでいくらか増したとは思いますが、基本を意識しながら、自分なりに工夫をして作り上げた感じですね。ただ、この“フランチェスカ”については、作画そのものをToon Boomという特別なソフトを使ってアニメーションを作っていたので、一個一個、細かく描画されているのではなく、元になる絵はありますが、表情なども自分の想像と声のお芝居次第で自由に見せることができそうな作り方でした」――すなわち、ご自分のお芝居で絵のほうのフランチェスカも変化していったと?「手書きの場合、一個一個設定しながら描いていただくと、そこにお芝居も合わせていくことになりますが、Toon Boomは、自分の想像や流れなどがいかせて、とても自由度が高い中でお芝居させていただけたと思います。そういう意味では、自分なりに遊びも入れることができました。ここまでToon Boomを使ったアニメーションは、いままでになかったそうですよ」――そのフランチェスカ、演じる上で大変なことは何でしたか?「とにかくかわいい、アイドル的な部分をメインとしたお芝居にしてしまうと、せっかくのアンデッドが“死ぬ”と思いました。食いしん坊さんであったり、無理に動くと体がバラバラにってしまうなどの面白い設定もあったので……。お茶目ではないですが、おてんばがすぎると面白いことになっちゃうという余白の部分残すことを、どう表現すればいいか、それは考えましたね。後半に行くと、いろいろな性格が出てくるので、そのヘンは頑張らなくてはいけないポイントでしたね(笑)。ほかのキャラクターも個性豊かで濃い(笑)。負けないように踏ん張っていたかもしれないですね」(C)2014 「フランチェスカ」製作委員会
■2015年4月15日(水)発売
『フランチェスカ』
[ブルーレイBOX]
5枚組 / 本編BD3枚 + 特典DVD + ラジオドラマCD
22,800円 + 税
[DVD-BOX]
5枚組 / 本編DVD3枚 + 特典DVD + ラジオドラマCD
19,800円 + 税
全アイテム / 発売元・販売元: ポニーキャニオン