ピンク・フロイドのフロントマン、デヴィッド・ギルモア（David Gilmour）が2006年の『オン・アン・アイランド』以来9年ぶりのニュー・アルバム『Rattle That Lock』を9月23日にリリースします。1stシングルの表題曲「Rattle That Lock」は7月17日（金）からデジタル配信中。

　『Rattle That Lock』はデヴィッド・ギルモアの通算4作目のソロ・アルバム。ライティング・パートナーを長年務めるポリー・サムソンが歌詞を主に担当し、デヴィッドと、ロキシー・ミュージックのフィル・マンザネラが共同でプロデュースしています。また、印象的なアルバム・ジャケットは、ピンク・フロイド『永遠（TOWA）』に続き、ヒプノシスのオーブリー・パウエルが担当。オーブリーのクリエイティヴ・ディレクションのもと、ザ・クリエイティヴ・コーポレーションのデイヴ・スタンスビーがディレクターを務めました。

　『Rattle That Lock』はCDのみの通常盤（SICP-30819 2,500円 + 税）、輸入盤のアナログのほか、昨年発表したピンク・フロイドのラスト・アルバム『永遠（TOWA）』と同様、映像ソフトが付いた豪華仕様のデラックス・ヴァージョンも発売。デラックス・ヴァージョンにはブルーレイ版（SICP-30815〜6 5,000円 + 税）とDVD版（SICP-30817〜8 4,000円 + 税）があり、Blu-rayとDVDには、ピンク・フロイドのリチャード・ライトとの最後のセッションとなったデヴィッドの自宅スタジオでの「バーン・ジャム」、ドキュメンタリー、ミュージック・ビデオ、未発表ヴァージョン、アルバムの5.1chとステレオのハイレゾ音源（Blu-ray 96kHz / 24bit, DVD 48kHz / 24bit）を収録。さらに、歌詞やアーティスト写真 / アルバム・セッション中の写真を収める32頁のハードカヴァー・ブック、アルバムのインスピレーション源になったというジョン・ミルトンの『失楽園（Paradise Lost）』第2巻のハードカヴァー・ブック、特典グッズのポスター、ポストカード、ピックを同梱しています。

　また、『Rattle That Lock』のリリースとともにスタートするワールド・ツアーも決定。ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでの5公演を含む、すでに発表となっているヨーロッパ・ツアーは全公演ソールド・アウト。10年ぶりの全米ツアー〈David Gilmour Live2016〉も発表されました。こちらのツアーは2016年3月と4月に行なわれ、ロサンゼルス、トロント、シカゴ、ニューヨークをまわります。デヴィッド・ギルモアがワールド・ツアーを行なうのは、2006年の〈オン・アン・アイランド〉ツアー以来。