2013年のWarp Records移籍第1弾作『R Plus Seven』でさらに支持層を拡大し、以降ゲーム・ミュージックの第一人者・並木 学のリミックスやHudson Mohawkeと共に参加したAntony Hegarty（ANTONY AND THE JOHNSONS）の新プロジェクト“ANOHNI”などで活躍を続けていたONEOHTRIX POINT NEVERことDaniel Lopatin。自身のオフィシャル・サイト（pointnever.com）にてアンケート形式の謎めいたPDFを公開していた彼が、いよいよニュー・アルバム『Garden Of Delete』を11月10日（火）にリリースすることを発表。国内盤（BRC-486 価格未定）の発売も決定しています。

　アルバムのリリースは、素性不明のブログ「KAOSSED」（kaossed.blogspot.jp）に掲載されたONEOHTRIX POINT NEVERのインタビュー内で明かされたもの。インタビューでは、昨夏開催されたNINE INCH NAILSとSOUNDGARDENによるカップリング・ツアーにCOLD CAVE、THE DILLINGER ESCAPE PLANと共に参加した経験、“KAOSS EDGE”（twitter.com/KaossEdge）というバンドからの影響が『Garden Of Delete』に含まれていることなどが語られています。

　リリースに先駆け、現在「flame」と題された動画（vimeo.com/136550925）も公開されています。


もともとこのプロジェクトは、問題を抱えた“ポップ・ミュージック”の実態を浮かび上がらせるものにするはずだったが、気づいたらいつの間にかセルフ・ポートレイトになっていた。
――ONEOHTRIX POINT NEVER